ミラー「奥の手が必要だ」

HRCから最新スペックのエンジンが投入され、8レースの相当する最多の178ラップを周回。

エストレージャ・ガルシア・マーク・VDSのジャック・ミラーは、開幕戦カタールGPの開催地、ロサイル・インターナショナル・サーキットで行われた今年3度目のオフィシャルテストで、HRCから投入された最新スペックのエンジンを搭載した2017年型RS213Vに適応したライディングスタイルを追求。

3日目は、69ラップを周回すると、1分56秒台を24回、1分55秒台を3回記録。6度目のコースインでは、連続21ラップのレースシミュレーションを実行すると、1分57秒台を7回、1分56秒台を14回記録。62ラップ目には、トップタイムから1.125秒差の16番時計を刻んだ。

「最終日もポジティブな1日となった。本当にバイクの上で快適さがあり、僕たちは沢山の仕事を進めた。レースシミュレーションで安定して走れたことが嬉しい。レースペースは強力だったから、レースで戻って来るときには、この方向で仕事をすることに集中しないと。ファステストラップにトライしたけど、期待通りに速くなかったから、9日後には、奥の手が必要だ。開幕が待ち切れない!」と、最終日のテストを評価。

最高峰クラス3年目に向けて参加した今年のオフィシャルテストは、総合17番手(マレーシア)、総合9番手(オーストラリア)、総合16番手(カタール)。プレシーズンの全日程を終了し、昨年18番グリッドから14位だったシーズンのオープニングラウンドを迎える。

パーソナルリザルト
1日目: 1分56秒017 (59ラップ)
2日目: 1分56秒251 (59ラップ)
3日目: 1分55秒455 (69ラップ)

オフィシャルテストリザルト
1日目: 1分54秒819 (アンドレア・ドビツィオーソ)
2日目: 1分54秒455 (マーベリック・ビニャーレス)
3日目: 1分54秒330 (マーベリック・ビニャーレス)

サーキットレコードラップ: 1分54秒927 (2016年‐ホルヘ・ロレンソ)
サーキットベストラップ: 1分53秒927 (2008年‐ケーシー・ストーナー)
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