レアーレ・アビンティア・レーシングのエクトル・バルベラは、前戦カタルーニャGPで12番グリッドから今季の最高位となる9位に進出。「ようやく、前進を果たしたことを証明。ライディングスタイルがバイクに適応してきた」と、会心の笑みで振り返った後、オフィシャルテストに参加せず、フィジカルトレーニングに専念。今週末は、14年前の2003年にキャリア初表彰台を獲得、昨年6位に進出したTTアッセン・サーキットで、2戦連続のシングルフィニッシュを狙う。
「バルセロナでのグッドな週末の後、1週間しっかりとハードトレーニングを積んだ。モチベーションは最高潮。グレートなリザルトを獲得して、困難だった序盤戦を忘れるつもりだ。大好きなトラックで、タイヤのパフォーマンスを最大限に引き出すために金曜から懸命に働き、日曜に向けて最善のタイヤチョイスをしよう。後味良く前半戦を終えるために、アッセンとザクセンリンクでグッドなレースをすることが大切だ」と、週末の意気込みを語った。