ホンダ・レーシングは2日、マルク・マルケスとの間で、ホンダワークスチームのライダーとして、2017年から2年契約に合意したことを、バルセロナ‐カタルーニャ・サーキットで開催地されるホームレース、第7戦カタルーニャGPを前に発表でした。
ワークスチームのレプソル・ホンダから4年目に突入し、序盤6戦を終えて、総合2位に進出するマルケスは、「HRCとの契約更新を、特に素晴らしい思い出があるホームグランプリ、カタルーニャGPのタイミングで発表できることが、とても嬉しい。HRCとの間で、しっかりした信頼関係があり、常にレプソル・ホンダの一員であり続けることを願っていた。」
「この3年半、2度のタイトル獲得、グレートな勝利、そして忘れられない思い出を一緒に経験し、さらに強力になるために挑戦してきたと考える。僕たちはタイトル奪回に向けて、懸命に働いている。ホンダファミリーの一員であることを大変誇りに思い、これからの2年間もこの素晴らしいチームで走り続けられることが嬉しい」と、契約延長の感想を語った。
HRCの取締役副社長、中本修平は、「マルクと2年契約の更新に関して合意できたことを光栄に思います。現在も将来も決して疑ったことはありません。お互いの信頼関係は厚く、双方が継続することを望んでいたことから、契約の更新を急ぎませんでした。」
「マルクは、この4年間で飛躍的な成長を遂げ、2014年に10勝を挙げたときよりも成長しています。まだ若いですが、我々との関係は長く、その経験がマシン開発の上で不可欠だと確信します」と、契約更新の理由を説明した。