イアンノーネは最後尾からのスタート

累積ポイントが3ポイントに到達したことから、ペナルティにより最後尾グリッドからの決勝レースを迎える。

ドゥカティ・チームのアンドレア・イアンノーネは、前戦カタルーニャGPの決勝レースで前方を走るホルヘ・ロレンソ車に激突。今季4度目の転倒リタイアを喫した後、ロレンソに謝罪したが、レースディレクションから他車の転倒を引き起こした無責任な走行により、2ポイントのペナルティが科せられた。

さらに、1年前の第8戦TTアッセンのフリー走行1で、セッション終了を示すチェッカーフラッグが提示される前にスタート練習を実施したことから、1ポイントのペナルティが科せられ、累積ポイントが3点に到達。今週末は、最高峰クラスに進出してから13位、6位、4位に進出、Moto2™クラスに参戦した2010年にポール・トゥ・ウインを決めたTTアッセン・サーキットで、公式予選の結果に関係なく、最後尾からのスタートが義務付けられる。

「前戦のテストでは、ミシュランが準備したニュータイヤの検証に集中。興味深いテストになったと言わなければいけない。タイヤのパフォーマンスは向上している。デスモセディチGPのフィーリングは良いから、アッセンが楽しみだ。2010年に優勝を挙げた大好きなトラックだけど、ここ数年間の結果を見れば、ドゥカティにとってタフなトラックだった」と、厳しい展開を予想した。