公式予選:ドビツィオーソが25戦振りにポールポジションを奪取

ドビツィオーソ、ロッシ、レディングが1列目を獲得。マルケスは転倒後に4番手。ロレンソは11番手。ペドロサは16番手。

第8戦TTアッセンの公式予選は25日、TTアッセン・サーキットで行われ、総合9位のアンドレア・ドビツィオーソが週末2度目、今季3度目のトップタイムをマーク。昨年3月の開幕戦カタールGP以来25戦振り、最高峰クラスで4度目、キャリア通算17度目のポールポジションを奪取した。

気温17度、路面温度21度のウェットコンディションの中、最高峰クラス150戦目で初めてフリー走行総合1番手に進出したドビツィオーソは、レインコンディションとなったフリー走行4でトップタイムから2.357秒差の12番手に後退したが、公式予選2では、1分45秒246の1番時計を刻んだ。

フリー走行総合4番手のバレンティーノ・ロッシは、フリー走行4で0.698秒差の2番手に浮上すると、公式予選2は、0.715秒差の2番手を維持。

フリー走行総合7番手のスコット・レディングは、フリー走行4で今季4度目の転倒を喫したが、1.425秒差の7番手を維持すると、公式予選2は、1.066秒差の3番手に入り、3年目の最高峰クラスで初めて1列目を獲得。

フリー走行総合2番手のマルク・マルケスは、フリー走行4で1分49秒台を最多の3回、1分48秒台を1回記録。1分48秒628を刻んで今季14度目の1番時計を記録。公式予選2は、2ラップ目に今季6度目の転倒を喫したが、唯一のタイムアタックで1.184秒差の4番手まで挽回。

フリー走行総合6番手のカル・クラッチローは、今季の最高位タイとなる5番手に進出すれば、フリー走行総合18番手のユニー・エルナンデェスは、公式予選1で2番手、公式予選2で今季の最高位となる6番手に進出。フリー走行総合11番手のエクトル・バルベラは、公式予選1で1番手、公式予選2で7番手。フリー走行総合9番手のアレイシ・エスパルガロ、フリー走行総合5番手のアンドレア・イアンノーネ、フリー走行総合8番手のダニロ・ペトルッチがトップ10入り。

フリー走行総合10番手のホルヘ・ロレンソは、フリー走行4で1.476秒差の8番手、公式予選2で2.651秒差の11番手。フリー走行総合3番手のマーベリック・ビニャーレスは、フリー走行4で1.240秒差の5番手、公式予選2は、今季3度目の転倒を喫して3.169秒差の12番手。

フリー走行総合13番手のダニ・ペドロサは、フリー走行4で今季3度目の転倒を喫したが、1.119秒差の4番手に浮上した後、昨年6月の第7戦カタルーニャGP以来となる公式予選1で6番手。最高峰クラス1年目の2006年第3戦トルコGPで16番グリッドだった以来、最高峰クラスで2番目のワーストグリッドから明日の決勝レースを迎える。