マルケス:「カメラマンが行かせてくれた」

転倒後の素早い判断でスクーターに乗り込み、チームの迅速が対応で4番手まで挽回。

Marc Marquez, Repsol Honda Team, Motul TT Assen, © Milagro

レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、第8戦TTアッセンのフリー走行3で初日総合3番手から2番手に浮上。フリー走行4は、1分49秒台を最多の3回、1分48秒台を1回記録して、今季14度目の1番手に進出すると、公式予選2では、2ラップ目の8コーナーで今季6度目の転倒を喫したが、ポールポジションタイムから1.184秒差の4番手まで挽回した。

「もし、カメラマンに断られても、そのままスクーターに乗っていただろう」

「午前のプラクティスは、ドライコンディションの中で良い仕事をすることができた。以前のセットアップに戻したけど、グッドなペースを維持し、幾つかのことを試して、上手く機能した。その後、アッセンの典型的なサプライズが起きてしまい、雨が降ることは覚悟していたけど、上手く走れた。予選でミスを犯してしまい、転んでしまった。マーシャルたちは少し離れた位置にいて、鍵が刺さったままのスクーターを見つけた。周囲には誰もいなかった。スクーターに飛び乗ったとき、カメラマンのスクーターだと気が付いたけど、彼はそのまま僕を行かせてくれた。一刻も早くピットに戻りたかった。正直なところ、もし、断られても、そのまま乗っていただろう。」

「チームの仕事に感謝したい。コースに戻ることができ、4位で終えることができた。ドライで快適さを感じたことが重要。優勝を狙えるには十分なレベルだ。もし雨が降れば、少し宝くじだろう」と、予選を振り返った。

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