公式予選2:マルケスが7年連続のポールポジションを奪取

総合1位のマルケスが圧倒的な速さでPPを獲得。バルベラ、ロッシが1列目。イアンノーネとロッシが転倒で9‐11番手。

第9戦ドイツGPの公式予選は16日、ザクセンリンクで行われ、ポイントリーダーのマルク・マルケスが週末2度目、今季16度目のトップタイムをマーク。今季4度目、最高峰クラスで34度目、キャリア通算62度目、当地で2010年から7年連続のポールポジションを奪取した。

気温23度、路面温度40度のドライコンディションの中、今季3度目のフリー走行総合1番手に進出したマルケスは、フリー走行4で1分22秒台を7回記録して、0.126秒差の2番手。公式予選2は、1分21秒160の1番時計を刻んだ。

フリー走行総合8番手のエクトル・バルベラは、フリー走行4で1分23秒台を10回、1分22秒台を1回記録して、0.917差の12番手に後退したが、公式予選2は、0.412秒差の2番手に入り、最高峰クラスでの自己最高位を獲得、2012年7月の第9戦イタリアGP以来4年振りとなる2度目の1列目に進出。

フリー走行総合4番手のバレンティーノ・ロッシは、フリー走行4で1分22秒台を最多の8回記録して、0.526秒差の6番手。公式予選2は、0.506秒差の3番手に入り、2戦連続6度目の1列目に進出。

フリー走行総合12番手のダニロ・ペトルッチは、フリー走行1で1分22秒台を7回記録して、0.733秒差の9番手に浮上した後、公式予選1で1番時計を記録すると、公式予選2は、0.506秒差の4番手に入り、自己最高位を獲得。

フリー走行総合5番手のポル・エスパルガロ、フリー走行総合3番手のマーベリック・ビニャーレス、フリー走行総合9番手のアンドレア・ドビツィオーソ、フリー走行総合7番手のアレイシ・エスパルガロが続き、フリー走行総合2番手のアンドレア・イアンノーネは、フリー走行4で1分22秒台を7回記録。1分22秒005で週末2度目、今季14度目の1番時計を刻んだが、公式予選2は、8ラップ目の1コーナーで今季7度目の転倒を喫して、0.730秒差の9番手。

フリー走行総合6番手のダニ・ペドロサは、フリー走行4で1分22秒台を6回記録して、0.127秒差の3番手。公式予選2は、0.732秒差の10番手。

フリー走行総合15番手のホルヘ・ロレンソは、フリー走行4で1分22秒台を1回記録して、0.891秒差の11番手。キャリア初となった公式予選1は、8ラップ目の8コーナーで転倒を喫したが、2番手に入り、公式予選2に進出すると、6ラップ目の1コーナーで週末3度目、今季8度目の転倒を喫し、0.928秒差の11番手。

フリー走行総合10番手のヨニー・エルナンデェスは12番手。フリー走行総合11番手のカル・クラッチローは、公式予選1で3番手。フリー走行総合13番手のジャック・ミラーは、公式予選1で6番手だった。