アビンティア・レーシングのエクトル・バルベラは、第9戦ドイツGPの決勝レースで、最高峰クラスの最高位となる2番グリッドからトップグループ内で走行中の23ラップ目の終わりに、フロントにインターメディエイトタイヤ、リアにスリックタイヤを装着したバイクに交換。終盤に4人による6位争いを繰り広げて9位に進出したことで、ドゥカティ勢の最高位となる総合7位で前半戦を終えた。
「クレージーなレースだった。15ラップを過ぎたあたりから、路面が乾き、ミックスコンディションの中で苦戦した。ウェットでは全力でプッシュし、非常に良いポジションに位置することができたけど、バイクを交換してからは上手く走れなかった。交換直後の1ラップ目に、先にバイクを交換したライダーたちに抜かれて、ポジションを落としてしまった。最終的に上位陣に接近できたことはポジティブだ。」
「2番グリッドを獲得し、レースではあのポジションを走った」「チームは週末を通じて素晴らしい仕事をしてくれた。2番グリッドを獲得し、レースではあのポジションを走った。最終的な結果は残念だけど、9位はそれほど悪くない。ウェットとドライで戦闘力があったから、近い将来に結果が得られるはずだ。ドゥカティの1番手、総合7位で夏休みを迎えられることに満足しなければいけないだろう」と、決勝レースを振り返った。
アビンティア・レーシングは、次戦オーストリアGPの開催地、レッドブル・リンクで実施される19日から2日間のプライベートテストに参加する。