ビニャーレス:「解決策は効果的だった」

前戦後にトラクション不足を訴えた後、2日間のテストで電子制御の調整と新型スイングアームの検証を実施。

チーム・スズキ・エクスターのマーベリック・ビニャーレスは、前戦ドイツGPで6番グリッドから12位だった後、後半戦開幕となる次戦オーストリアGPの開催地、レッドブル・リンクを初めて訪れ、2日間のプライベートテストに参加。ミシュランが準備したタイヤテストをはじめ、電子制御の調整、新型のスイングアームを検証すると、1日目はトップタイムから0.831秒差の5番手、2日目は58ラップを周回して、0.968秒差の7番手に進出した。

「ハードなアクセラレーション、3本のロングストレート、ハードブレーキングといった典型的なオン/オフトラックだ」

「2日目はサーキットの非常に良い印象を確認した。レイアウトと周囲の環境は、とてもナイスだけど、一風変わったトラックだ。ハードなアクセラレーション、3本のロングストレート、ハードブレーキングといった典型的なオン/オフトラック。これは大きなパワーがアドバンテージとなることを意味する。この分野の仕事が必要だ。当然、2日目に幾つかに改良が進んだ。」

「トラクションを追求した。今回試した幾つかの解決策は効果的だったことが証明され、僕たちのエンジニアたちはこの分野の仕事を進める。最高な形でレースを迎える必要がある。簡単ではないだろう。しかし、僕たちのペースは悪くない。トップ6入りという目標に追求するためにベストを尽くそう」と、3週間後の本番で目標達成に向けて挑戦することを改めて強調した。