アプリリアがミサノで2日間のテストを実行

バウティスタ、ブラドル、ロース、ディ・メッリオが、好天候に恵まれた中で積極的にテストプログラムを消化。

Aprilia, Misano

アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニは24日、第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの開催地、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで、2日間のプライベートテストを終了。前戦チェコGP後にアウトモトドローム・ブルノで開催されたオフィシャルテストをキャンセルしたレギュラーライダーのアルバロ・バウティスタとステファン・ブラドル、テストライダーのマイク・ディ・メッリオ、来季の起用が決定しているサム・ロースが、ドライコンディションの中でテストプログラムを実行した。

総合18位のバウティスタは、来月11日の決勝レースに向けて、シャーシと電子制御のセットアップを中心に、ミシュランが2017年を視野に準備した2タイプのフロントタイヤをテスト。合計121ラップを周回。「2連戦の後での2日間のテスト。フィジカル面の要求が非常に高かったけど、僕たちは素晴らしい仕事をした。検証が必要だったスイングアームのチェックから始めた。シャーシとセットアップを幾つか変更して、これから分析する大量の情報を収集した。」

「ミシュランの新しいフロントタイヤも試し、良い指示を与えることができた。全体的にポジティブなレスポンスがあったけど、テスト毎に開発の方向性が明白になっている。さあ、1週間ほど休息を取って、シルバーストンに戻って来よう」と、有効なテストとなったことを説明。

総合16位のブラドルは、28ラップの決勝レースに向けて、チームメイトと同じようにテストプログラムに取り組み、117ラップを周回。「僕たちは今回のテストに満足できる。テストすることが沢山あった。特にシャーシ。ブレーキングの安定性において改良が許される。2日間で満足行くラップタイムで多くの周回を重ねた。幾つかの前進ができたから、今後のレースに向けて大変有効となるだろう」と、残り7戦に期待が高まった。

テストライダーのディ・メッリオは、次戦イギリスGP以降の調整を視野に、トランスミッション(ギアボックスとクラッチ)、クーリングシステム、電子制御のテストを実施。当地で2度目のテストとなったロースは、プロトタイプマシンの理解度を高める目的で徹底的に走り込みに、135ラップを周回した。

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Alvaro Bautistaさん(@abautista19)が投稿した写真 -

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Sam Lowesさん(@samlowes11)が投稿した写真 -