オフィシャルテスト:中上がカレックスの2017年型をテスト

ザルコがKTM、中上とルティが2016年型カレックス、フォルガーが日信のブレーキをテスト。

中量級は26日、第14戦アラゴンGPが開催されたモーターランド・アラゴンで、今季3度目のオフィシャルテストを実施。12チーム15名のライダーたちが参加。週末のセッティングを見直し、次戦日本GPから終盤4戦に向けて準備を進めた。

総合1位のヨハン・ザルコは、KTMが来年に向けて開発を進めるプロトタイプマシンを初試乗。KTMのエンジニアたちに第一印象を伝えただけでなく、困難で緊迫した週末が続いた後で、リフレッシュの機会となった。

総合4位のトーマス・ルティと総合6位の中上貴晶は、カレックスが準備した2016年型の車体と2タイプのスイングアームをテストすれば、総合7位のジョナス・フォルガーと総合18位のサンドロ・コルテセは、日信工業製のブレーキ、総合23位のチャビ・ビエルゲはカヤバ製のサスペンションをテスト。

今季2度目のポール・トゥ・ウインを決めた総合3位のサム・ロースをはじめ、表彰台を獲得した総合5位のフランコ・モルデビッリと総合12位のアレックス・マルケス、ホームレースを迎える総合8位のハーフィス・シャハリンらは終盤4戦に向けて準備。

タイヤサプライヤーのダンロップは、路面が舗装されたセパン・インターナショナル・サーキットでの投入を視野にフロントのハードタイヤを配給。テレビ視聴を考慮したカラーリングを試した。

Test at the Motorland, Aragon for Moto2 and Moto3