ドゥカティ・チームは13日、今週末にツインリンクもてぎで開催される第15戦日本GPに負傷欠場するアンドレア・イアンノーネの代役として、エクトル・バルベラを起用。バルベラの所属先、アビンティア・レーシングは、マイク・ジョーンズを代役として招集することを同時に発表した。
キャリアで初めてファクトリーチームからの参戦が決定したバルベラは、「このような機会を長年待っていたから、とても嬉しい。夢が現実となる週末だ。この機会を可能にしてくれた所属チームとスポンサーに感謝したい。彼らの支援なしでは、実現しなかったことだ。今は感動でワクワクしている。モチベーションは最高潮だ。上手く走りたいけど、バイクに乗るまでは、信じられないだろう。待ちに待ったオフィシャルバイク。特別な週末。僕の全てを引き出したい」と、抱負を語った。
22歳のオーストラリア人ライダー、ジョーンズは、2008年からオーストラリア選手権に参戦。2011年にスーパーストック600、2015年にスーパーバイクでチャンピオンに輝き、今年はトロイ・ベイリスが率いるチームからドゥカティを走らせ、総合5位に進出。2013年には、スーパーバイク世界選手権の併催大会であるヨーロピアン・スーパーストック600に参戦した経験がある。