第15戦日本GPの決勝レースは16日、ツインリンクもてぎで行われ、総合3位のエネア・バスティアニーニが最終ラップに逆転。昨年9月の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来20戦振りに優勝を飾り、総合2位に再浮上した。
気温23度、路面温度35度のドライコンディションの中、3番グリッドのバスティアニーニは、2番グリッドのブラッド・ビンダーとの優勝争いを0.017秒差で競り勝って、今季初優勝を飾れば、2016年王者のビンダーは、2戦連続の2位、4戦連続12度目の表彰台を獲得。
3人のよる3位争いは、ウォームアップ走行で週末2度目の1番手に進出した4番グリッドの尾野弘樹が競り勝って、通算38戦目となったホームレースで自己最高位となる3位に進出し、当地で開催されたグランプリの軽量級において、2001年に優勝した宇井陽一以来、15年振りに表彰台を獲得したが、決勝レース後の車検で、最低重量に関する違反が見つかったことから失格。
5番グリッドのニコロ・ブレガは4位でフィニッシュしたが、3位に昇格。3位争いを繰り広げたポールポジションのアンドレア・ミニョは、最終ラップに接触転倒を喫したが、最後まで走り切って25位でゴール。
10番グリッドのフィリップ・エッテルは4位。18番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオ、12番グリッドのフランセスコ・バグナイア、15番グリッドのリビオ・ロイ、8番グリッドのファビオ・クアルタラロ、14番グリッドのジョアン・ミル、7番グリッドのニッコロ・アントネッリがトップ10入り。
25番グリッドの鈴木竜生は、ポイント圏内の15位。34番グリッドの岡崎静香は26位。11番グリッドのホルヘ・ナバーロは、1ラップの多重クラッシュで転倒リタイアを喫した。
チャンピオンシップは、バスティアニーニが総合2位に浮上し、ナバーロとのアドバンテージを21ポイント差に広げた。
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