決勝レース:クラッチローが今季2勝目で総合6位に浮上

フリー走行1で1番手発進を決めたクラッチローが優勝。ロッシ、ビニャーレスが表彰台。ロレンソは5位。マルケスは今季初の転倒リタイア。

第16戦オーストラリアGPの決勝レースは23日、フィリップアイランド・サーキットで行われ、総合7位のカル・クラッチローが独走で優勝。第11戦チェコGPに続き、キャリア2勝目を挙げ、総合6位に浮上した。

気温12度、路面33度のドライコンディションの中、2番グリッドのクラッチローは、1ラップ目に4番手に後退したが、10ラップ目に1番手。1分29秒後半、1分30秒前半のペースを刻めば、15番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、3ラップ目に9番手、8ラップ目に4番手、10ラップ目に2番手。4.218秒差の2位に入り、今季9度目の表彰台を獲得。

13番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、5.309秒差の3位に入り、2戦連続4度目の表彰台を獲得。9番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソ、3番グリッドのポル・エスパルガロ、12番グリッドのホルヘ・ロレンソ、11番グリッドのスコット・レディング、14番グリッドのブラッドリー・スミス、6番グリッドのダニロ・ペトルッチ、5番グリッドのジャック・ミラーがトップ10入り。

ウォームアップ走行で週末3度目、今季33度目の最速時計を記録したポールポジションのマルク・マルケスは、1番手走行中の10ラップ目に最高峰クラスで自己最多タイとなる15度目の転倒、今季初の転倒リタイアを喫した。

チャンピオンシップは、総合2位のロッシは20ポイントを加算して、総合3位のロレンソに14ポイント差から24ポイント差のアドバンテージを広げた。

次戦マレーシアGPは、セパン・インターナショナル・サーキットで28日に開幕、30日に決勝レースが行われる。

リザルト(www.motogp.com/ja/Results+Statistics/

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