MotoGP™クラスプレビュー

ロレンソとビニャーレスの総合3位争い、クラッチローとエスパルガロ弟のインディペンデントチームライダー部門の争いに注目。

最終戦バレンシアGPは、リカルド・トルモ・サーキットで11日に開幕、13日に決勝レース(日本時間22時00分)が行われ、総合3位争い、インディペンデントチームライダー部門争い、コンストラクター部門とチーム部門争い注目が集まる。

バレンシア州政府が州都バレンシア市郊外のチェステに建設したサーキット、シルクイート・デ・ラ・コムニタ・バレンシアーナ・サーキットは、1999年9月19日のオープニングイベントとして、MotoGP™世界選手権を開催すると、2002年からは最終戦を開催。今年9月20日には、来年2017年から5年間の延長に関して、ドルナスポーツと合意したことから、2021年までの継続開催が決定した。

ライダー部門

マルク・マルケスが第15戦日本GPで2年ぶりのチャンピオンに輝き、バレンティーノ・ロッシが前戦マレーシアGPで3年連続の総合2位を確保。総合3位は、ホルヘ・ロレンソがマーベリック・ビニャーレスに17ポイント差のアドバンテージをリード。

コンストラクター部門

ホンダが2年ぶり22度目のタイトル獲得に王手。ヤマハが2年連続15度目のタイトル獲得に向け、21ポイント差の逆転に挑戦。

チーム部門

モビスター・ヤマハ・MotoGPがヤマハのファクトリーチームとして、2年連続7度目のタイトル獲得に挑戦。レプソル・ホンダは、2年ぶり8度目となるタイトル奪回に向け、10ポイント差の挽回を目指す。

インディペンデントチームライダー部門

総合7位のカル・クラッチローが総合8位のポル・エスパルガロに対して、17ポイント差のリード。

ルーキー・オブ・ザ・イヤー部門

今季の該当者は、ティト・ラバットの1人。

BMW・M・アワード部門

マルケスが第18戦オーストラリアGPで4年連続のタイトル連覇に成功。ロッシとケーシー・ストーナーの獲得数3つを更新し、BMW・M社からBMW・M2クーペが最終戦バレンシアGPの公式予選終了後に贈呈される。

ポール・トゥ・ポールズ部門

マルケスが第18戦オーストラリアGPで7度目のポールポジションを獲得して、4年連続のタイトル獲得に成功。

当サイトは、開催前日の10日(日本時間25時00分)から2016年王者のマルケス、総合2位のロッシ、総合3位のロレンソ、前戦マレーシアGPでシーズン9人目の勝者に輝いたアンドレア・ドビツィオーソ、負傷から復帰予定のダニ・ペドロサ、地元出身のエクトル・バルベラが出席するプレスカンファレンスを生中継で提供する。