マルケス「1列目が嬉しい」

ポールポジションを逃すも、フリー走行3と4で最速リズムと最速ラップを刻んで1番手に進出。

レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、最終戦バレンシアGPの公式予選でポールポジションタイムから0.340秒差の2番手に入り、明日の決勝レースを今季12度目の1列目から迎える。

初日総合2番手に進出した後、2日目はフリー走行3で今季36度目の1番時計、今季9度目となるフリー走行総合1番手に浮上すると、レースシュレーションとなるフリー走行4は、今季17度目の転倒を喫したが、2度のコースインで13ラップを周回すると、1分31秒台を7回、1分30秒台を2回記録して、週末2度目の1番時計を刻んだ。

「当初の目標だった1列目を獲得できたことが嬉しい。ポールポジションを獲得するのは非常に難しいと考えていた。全力を尽くした。フリー走行4から準備していたけど、限界を追求していたところで、転倒してしまった。予選は、2本のタイヤで、それぞれ2、3ラップを走る計画だったけど、最初のコースインで低速走行中のイアンノーネに出くわしてしまった。僕のことに気づかなかったと思うけど、速く走れていたから、あの瞬間、少し怒ってしまった。とにかく、問題はない。」

「ホルヘは、特に新品タイヤで僕たちより少し前進している。彼のラップタイムを称賛したい。タイヤ選択は、明日決めよう。ソフトタイヤで良い感じだけど、もしかしたら、最後まで耐えられないかも。午前はハードタイヤで上手く走れたから、明日確認しよう。」

「明日のウォームアップ走行で、トラックの最終セクションを良くするためにセットアップをもう一歩前進させよう。全体的には良い仕事をしたから嬉しい。グッドなレースペースがあると思う」と、予選を振り返り、タイヤ選択とセットアップの課題を説明した。