ドゥカティ・チームがチーム体制を発表

今年もドゥカティ・オーディトリウムで発表会を実施。元王者ロレンソが初めて赤いツナギで初登場。

ドゥカティのファクトリーチーム、ドゥカティ・チームは20日、イタリアのボローニャ市内に位置するドゥカティ・オーディトリウムで2017年体制を発表。新たに加入したホルヘ・ロレンソと継続起用のアンドレア・ドビツィオーソが、ドゥカティ・コルセのCEC最高経営責任者クラウディオ・ドメニカーリ、ジェネラルマネージャーのルイジ・ダリーニャ、スポーティングディレクターのパオロ・チャバッティ、チームマネージャーのダビデ・タルドッジと共に登場。ニューカラーリングを発表した。

初めて赤いツナギ姿で登場した29歳のスペイン人ライダー、ロレンソは、「今日はレースの時よりも神経質だった。僕にとって特別な1日。昨日は昨日で、ファンやドゥカティのスタッフたちからの大歓迎は、僕が期待していた以上だったから本当に素晴らしい1日となり、沢山に人たちから『ウエルカム・ファミリー』と歓迎の言葉をもらい、このチームだけに味わえる感動的な瞬間だった。」

「長い間、同じチームから同じバイクを走らせたから、バレンシアでのテストは、僕にとって何か不思議だったけど、ポジティブでグッドなチェンジだと考える。高いポテンシャルがあり、操縦性は信じられないほど素晴らしかった。ストレートとコーナーにおけるコントロールは容易で、これは嬉しいサプライズだった。」

「ワールドチャンピオンになるという幸運に恵まれた時、唯一望むのは、もう一度、チャンピオンを獲得すること。全体的にストロングになれば、表彰台を獲得できる力があると考える。このチームに所属することを誇りに思い、彼らが僕のために全力を尽くしてくれることに感謝したい。さらに強力になるためのエネルギーを与えてくれる。もっと大きな感動が、この先に得られるはずだ」と、新天地でのタイトル奪回を目指すことを誓った。

昨年10月の第17戦マレーシアGPで、ドゥカティに所属してから71戦目で初優勝を挙げた30歳のイタリア人ライダー、ドビツィオーソは、「ホルヘの加入を恐れていない。エキサイティングだ。グレートなチャレンジになることは確かだけど、今はキャリアの中で最高の時期。僕は30歳だけど、まだ学習することができる。彼から学ぶ準備があり、昨年よりも戦闘的になれる。同じバイクで彼に対決する。」

「僕たちへの期待感は高く、それに応える可能性がある。ニューマシンの印象?バレンシアでテストを実施して、セパンで新たなことを試す。戦闘力を確認しよう。ホルヘと一緒に仕事をすること、ピットボックスを共有することが嬉しい」と、チームメイトを歓迎した。

Andrea Dovizioso, Jorge Lorenzo, Ducati Team