ロレンソ「違いが大きく際立った」

バレンシアとはトラックキャラクターが異なるセパンで、ライディングスタイルの変更を痛感。

ドゥカティ・チームのホルヘ・ロレンソは、昨年3番グリッドから3位表彰台を獲得した第17戦マレーシアGPの開催地、セパン・インターナショナル・サーキットで始まったオフィシャルテスト1日目に、11月のオフィシャルテストで初めて試した状態のデスモセディチGP17で走り始め、11度のコースインから45ラップを周回すると、2分01秒台を12回、2分01秒台を6回記録。トップタイムから1.669秒差の17番手だった。

「このサーキットで、9年間走り続けてきたバイクとの違いが大きく際立った。速く走るには、2つのことをしなければいけないと考える。1つ目は、バイクを僕が好むように少しずつ適応させていくこと。2つ目は、これが最も重要なことだ、速く走るためにどうすべきかを理解すること。」

「そうするためには、思った以上に大きく不足しているけど、まだ結論を出すのは早すぎる。速く走らせる方法を見つけるのは、時間と周回の問題。他のドゥカティ勢が非常に良いラップタイムを出したことは重要でポジティブなこと。これは、ポテンシャルがあることを意味する」と、ライディングスタイルの変更を課題に挙げた。