ビニャーレス「まだ良くできる」

2度の連続20ラップで1分29秒台のペース。29秒台を最多の46回、28秒台を最多の6回記録。

モビスター・ヤマハ・MotoGPのマーベリック・ビニャーレスは、第16戦オーストラリアGPの開催地、フィリップアイランド・サーキットで行われたオフィシャルテスト3日目、最終日に13度のコースインで最多の101ラップを周回すると、1分29秒台を最多の46回、1分28秒台を最多の6回記録。1分28秒549の1番時計を刻み、バレンシアのリカルド・トルモ・サーキット、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催された2度のオフィシャルテストに続き、3度目となる総合1番手に進出。

さらに、2度のロングランを実行。10度目のコースインでは連続20ラップを周回すると、1分29秒台を18回記録。11度目のコースインでは連続20ラップを周回すると、1分29秒台を16回記録した。

「非常にポジティブなテストだった。沢山のアイテムにトライするために来て、今ものごとが明白になり、カタールのテストで使い始めるセットアップが分かる。沢山の仕事に取り組んだ。そのことが嬉しい。今日はレースペースをメインに集中。満足だけど、まだ良くすることができる。まだ使用するフェアリングを決めていない」と、3日間で9レースに相当する周回数を重ねた後、レースペースを伸ばせることを強調した。

1日目: 1分29秒989 (64ラップ)
2日目: 1分28秒847 (80ラップ)
3日目: 1分28秒549 (101ラップ)

2017年オフィシャルテスト1日目: 1分29秒497(M・マルケス)
2017年オフィシャルテスト2日目: 1分28秒847(M・ビニャーレス)
2017年オフィシャルテスト3日目: 1分28秒549(M・ビニャーレス)

オフィシャルテストベストラップ: 1分29秒131 (2015年‐M・ビニャーレス)
サーキットレコードラップ: 1分28秒108 (2013年‐M・マルケス)
サーキットベストラップ: 1分27秒899 (2015年‐J・ロレンソ)