ドビツィオーソ、ニューフェアリングに好印象

空力対策として投入された新しいフェアリングをテスト。順位以上に生産的な1日となったことを強調。

ドゥカティ・チームのアンドレア・ドビツィオーソは、ロサイル・インターナショナル・サーキットで行われたオフィシャルテスト2日目に8度のコースインで42ラップを周回すると、1分56秒台を8回、1分55秒台を7回記録し、トップタイムから1.128秒差の13番手。1日目の1番手から大きく後退したが、1日目のラップタイムで総合3番手だった。

「今日は珍しい1日だった。昨日とは全く違う。湿度が高かったけど、トラックのグリップがあった。とにかく、この状況で走ることが重要だ。当然、昨日よりも難しかった。セッション時間をフルに使って沢山のテストを実施。最終的な順位はそれほど良くなかったけど、非常に生産的な1日となった。」

「新しいフェアリングで2度ほどコースに出た。僕たちのエンジニアたちは素晴らしい仕事をしたと考える。なぜなら、ウイングレットを使用せずに、特定の空力的なダウンフォースを作ることは容易なことではないからだ。決断を下す前に、この解決策が大きなアドバンテージをもたらすかをトラックで試し、長所と短所を見極めよう」と、第一印象を語った。