ロウズ「最大の相手は僕自身だ」

1年間のテストライダーを経て、最高峰クラスに進出する26歳のイギリス人ライダーが、デビューシーズンへの抱負を語る。

開幕戦カタールGPのフィーチャーインタビューは、アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニのサム・ロウズ。2016年にテストライダーとして実施された複数のプライベートテストに参加して経験を積むと、今年1月下旬から始まったオフィシャルテストでは、総合23番手(セパン)、総合22番手(フィリップアイランド)、19番手(カタール)に進出。今週末のデビュー戦を前に心境を語る。

「もちろん、ワールドチャンピオンは偉大な業績だけど、最高峰クラスに進出することは決して簡単なことではない。その上、このチームからの参戦。ファクトリーとの契約は非常に重要だ。自分自身を誇りに思う。」

「アプリリアのストロングポイントは、レースディスタンスとタイヤライフ。僕たちはシャーシとタイヤの仕事に取り組み、もしかしたら、コーナーでもう少しプッシュできるように大きく改良しなければいけないだろう。あと加速。しかし、全体的なパッケージは昨年からグッドなステップを果たした。」

「もしかしたら、最大の相手は僕自身にならなければいけない。僕自身が進歩するために働いている。2、3レース後に僕たちのポジションを確認して、そこから良くして行くための仕事をしよう。目標はポイント圏内進出争いから始める。比較対象となる新人が多いことはナイスだ。上手く行けば、直ぐに彼らと似たようなレベルにすることができ、シーズンはナイスな状況にすることができるだろう」と、1年目の期待を説明した。

So it begins... #QatarGPCountdown // @samlowes11

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