マルケス「約束できるセットアップが見つかった」

フリー走行1で転倒を喫した後、2番手まで挽回したが、セクター2の攻略が課題であることを説明。

レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、第2戦アルゼンチンGPのフリー走行1で今季2度目の転倒を喫して11番手。フリー走行2は、3度のコースインで19ラップを周回すると、1分40秒台を7回、1分39秒台を1回記録し、トップタイムから0.301秒差の初日総合2番手に浮上した。

「マーベリックとのバトル?バレンティーノのペースはそれほど遠くない」

「初日は難しかった。転倒は僕のミス。少し無理してしまい、トラックの汚れているところに進入してしまった。ベースのレベルから遠いところで始まってしまった。特に電子制御。チームは大変良いリアクションを起こし、2度目のプラクティスで大きく良くなった。約束できるセットアップが見つかり、レースペースはすごく良かった。」

「レースに向けて2タイプのハードタイヤがあるから、リアの選択が難しい。もし、明日がドライになれば、問題はないだろう。しかし、もし雨が降れば、未知となってしまう。黄色ラインのタイヤで速かったけど、マーベリックはそのタイヤの中古を使用していた。もう1つのハードを試すことができなかった。午前にそのタイヤを使用したけど、路面のグリップが同じレベルではなかった。」

「マーベリックとのバトル?バレンティーノは順位が遠いけど、レースペースはそれほど遠くない。ダニは転倒して、苦労していた。ホルヘは遠いけど、僕はセクター2で大きくタイムロスしているから良くする必要がある。バックストレートエンドと幾つかのコーナーでコンマ2、3秒を挽回しなければいけない」と、転倒を喫した後に2番手まで巻き返した初日を振り返った。