決勝レース:マルケスがアメリカズGPで5年連続の優勝

初開催の2013年からマルケスが連続優勝。ロッシ、ペドロサが表彰台。ビニャーレスが転倒リタイア。

第3戦アメリカズGPの決勝レースは23日、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、総合8位のマルク・マルケスが昨年タイトルを獲得した10月の第15戦日本GP以来、今季初優勝、当地初開催の2013年から5年連続、最高峰クラスで30勝目、キャリア通算56勝目を挙げ、総合1位から18ポイント差の総合3位に浮上した。

気温23度。路面温度40度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で週末4度目の1番手に進出したポールポジションのマルケスは、スタートで2番手に後退したが、9ラップ目にポジションを挽回。単独走行でチェッカーを受ければ、3番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、他車との接触でコースを飛び出し、コースをショートカットしたことから、0.3秒差のペナルティを受けたが、3.069秒差の2位に入り、開幕戦カタールGPから3戦連続の表彰台を獲得。

4番グリッドのダニ・ペドロサは、5.112秒差の3位に入り、優勝を挙げた昨年9月の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来となる表彰台を獲得。

9番グリッドのカル・クラッチローは4位争いに競り勝ち、インディペンデントチームライダー勢の最高位に進出すれば、5番グリッドのヨハン・ザルコは、5位に入り、2戦連続して新人勢の最高位に進出。

7番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソ、11番グリッドのアンドレア・イアンノーネ、13番グリッドのダニロ・ペトルッチ、6番グリッドのホルヘ・ロレンソ、12番グリッドのジャック・ミラーがトップ10入り。

8番グリッドのジョナス・フォルガー、10番グリッドのスコット・レディング、16番グリッドのティト・ラバット、15番グリッドのエクトル・バルベラが続き、19番グリッドのアルバロ・バウティスタは、11ラップ目に転倒を喫した後にポイント圏内の15位に進出。

2番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、4番手走行中の2ラップ目に今季初転倒を喫してリタイア。

チャンピオンシップは、総合2位のロッシがポイントリーダーに浮上し、総合2位に後退したビニャーレスに6ポイント差のアドバンテージを広げた。

次戦からヨーロッパラウンドが開始。第4戦スペインGPは、ヘレス・サーキットで5月5日に開幕、7日に決勝レースが行われる。

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