1949年6月、イギリスのマン島で初めてチャンピオンシップが開催されてから、今週末の第4戦スペインGPの最高峰クラスで歴史的な通算3000レースを迎える。
1949年、グランプリワールドチャンピオンシップがスタート。当時は、500ccクラス、350ccクラス、250ccクラス、125ccクラスの4クラスが開催された。
初レースとなったのは、6月13日(月)にマン島で開催された開幕戦ツーリストトロフィーの350ccクラス。全5戦5勝で初代王者に輝いたイギリス出身のフレディー・フリースがベロセットを駆けて優勝を挙げた。
通算3000レースの内訳は、50ccクラス‐172レース、80ccクラス‐47レース、Moto3™クラス‐92レース、250ccクラス‐716レース、Moto2™クラス‐126レース、350ccクラス‐281レース、500ccクラス‐580レース、MotoGP™‐264レース。
1000レース目の優勝は、1975年5月にホッケンハイムで開催された第3戦西ドイツGPの50ccクラスを制したレジェンド、アンヘル・ニエト。
2000レース目の優勝は、1997年4月に鈴鹿サーキットで開催された第2戦日本GPの500ccクラスを僅少さで制したレジェンド、ミック・ドゥーハン。
第4戦スペインGPは、通算373度目のレースウィークエンドとなり、最多レース開催数は、TTアッセン・サーキットの通算262レース。