決勝レース:マルケスが中量級で初優勝

総合1位のモルビデッリが1番手走行中に転倒。マルケスが優勝、バグナイアとオリベイラが表彰台。長島は15位。中上は接触転倒後に21位。

第4戦スペインGPの決勝レースは7日、ヘレス・サーキットで行われ、総合6位のアレックス・マルケスが中量級39戦目で初優勝、2014年10月の第15戦日本GP以来となるキャリア通算5勝目を挙げ、総合4位に浮上した。

気温27度。路面温度40度のドライコンディションの中、ポールポジションのマルケスは、8ラップ目にポジションを譲ったが、9ラップ目にトップ再浮上。独走でチェッカーフラッグを受ければ、6番グリッドのフランセスコ・バグナイアは、3.442秒差の2位に入り、中量級4戦目で初表彰台を獲得し、新人王争いで単独トップに浮上。

4番グリッドのミゲール・オリベイラは、4.958秒差の3位に入り、今季2度目の表彰台を獲得。5番グリッドのマティア・パシーニは、今季の最高位となる4位に進出。

11番グリッドのルカ・マリーニは、自己最高位の5位。9番グリッドのマルセル・シュロッター、3番グリッドのドミニケ・エガーター、12番グリッドのトーマス・ルティ、22番グリッドのヨニー・エルナンデェス、10番グリッドのアクセル・ポンスがトップ10入り。

24番グリッドの長島哲太は、今季初のポイント圏内となる15位に進出。

13番グリッドのシモーネ・コルシは、6位争い中の2ラップ目6コーナーで週末2度目、今季5度目の転倒を喫した際に7番グリッドのチャビ・ビエルゲと8番グリッドの中上貴晶に接触。転倒を喫した中上は、最後まで走り切って21位でゴール。

ウォームアップ走行で1番時計を記録した2番グリッドのフランコ・モルビデッリは、1番手走行中の9ラップ目にフリー走行2を再現するように9コーナーで週末2度目、今季2度目の転倒を喫してリタイア。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのモルビデッリと総合2位のルティとのギャップが19ポイント差から11ポイント差に接近した。

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