フリー走行1:エッテルが開幕以来の1番手発進

KTMから招集を受けて2日間のプライベートテストを実施したエッテルが1番手。鈴木は10番手、佐々木と鳥羽は15番手と17番手。

第8戦TTアッセンのフリー走行1は23日、TTアッセン・サーキットで行われ、総合13位のフィリップ・エッテルが開幕戦カタールGPのフリー走行1以来、今季2度目トップタイムをマーク。今季2度目となる週末最初のプラクティスを制した。

気温19度、路面温度23度のドライコンディションの中、前戦カタルーニャGP後にバルセロナ‐カタルーニャ・サーキットで2日間のプライベートテストを実施したエッテルは、3度のコースインで15ラップを周回すると、1分44秒台を2回、1分43秒台を1回記録。1分43秒231の1番時計を刻めば、前戦後にモーターランド・アラゴンで2日間のプライベートテストを実施した総合10位のエネア・バスティアニーニは、3度のコースインで18ラップを周回すると、1分44秒台を3回、1分43秒台を最多の3回記録して、0.104秒差の2番手に入り、今季のベストスタート。

総合2位のロマーノ・フェナティは、3度のコースインで15ラップを周回すると、1分44秒台を3回、1分43秒台を2回記録して、0.158秒差の3番手。総合30番手のマリア・エレーラは、4番手に進出。キャリアのベストスタートを切れば、2日間のプライベートテストを実施した総合14位のボ・ベンスナイダーと総合3位のアロン・カネト、前戦で今季4度目の表彰台を獲得した総合6位のホルヘ・マルティン、前戦で今季4勝目を挙げたポイントリーダーのジョアン・ミルが続き、総合8位のマルコス・ラミレスは9番手。

総合18位の鈴木竜生は、17ラップを周回して0.815秒差の10番手。総合11位のニコロ・ブレガは13番手。総合4位のファビオ・ディ・ジャンアントニオは14番手。

総合19位の佐々木歩夢は、18ラップを周回して1.011秒差の15番手。総合22位の鳥羽海渡は、最多の20ラップを周回して1.140秒差の17番手。総合7位のジョン・マックフィーは21番手。総合5位のアンドレ・ミニョは、今季6度目の転倒を喫して27番手。

第6戦イタリアGPで左肩を脱臼した総合29位のアルベルト・アレーナスの代役として、Moto3™ジュニア世界選手権に参戦するラウール・フェルナンデェスが2連戦に起用される。

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