公式予選:モルビデッリが今季4度目のPP奪取

バルダッサーリがハードクラッシュを喫して赤旗が提示された後、モルビデッリが最速時計。中上とルティが1列目、長島は24番手。

第8戦TTアッセンの公式予選は24日、TTアッセン・サーキットで行われ、ポイントリーダーのフランコ・モルビデッリが週末3度目、今季12度目のトップタイムをマーク。今季4度目のポールポジションを奪取した。

気温20度、路面温度23度のウェットトラックコンディションの中、レースディレクションは、フリー走行総合9番手のロレンソォ・バルダッサーリが今季7度目の転倒を喫したことから赤旗を提示。メディカルカーと救急車が出動し、意識を取り戻した後、メディカルセンターを経由し、精密検査を受けるために救急車で近郊の病院に搬送された。

セッション再開後、トラックコンディションがドライに回復した中、フリー走行3で1番手に進出したフリー走行総合1番手のモルビデッリは、3度のコースインで最多の25ラップを周回すると、1分39秒台を7回、1分38秒台を4回記録して、1分38秒468の1番時計を刻めば、フリー走行総合2番手の中上貴晶は、4度のコースインで19ラップを周回すると、1分39秒台を4回、1分38秒台を4回記録して、0.101秒差の2番手に入り、昨年9月の第14戦アラゴンGP以来、今季初の1列目に進出。

フリー走行総合3番手のトーマス・ルティは、4度のコースインで22ラップを周回すると、1分39秒台を8回、1分38秒台を3回記録して、0.115秒差の3番手に入り、今季3度目の1列目を確保。フリー走行総合6番手のミゲール・オリベイラは、0.147秒差の4番手。フリー走行総合17番手のファビオ・クアルタラロは、自己最高位となる5番手。フリー走行総合13番手のチャビエル・シメオンは、今季の最高位となる6番手。フリー走行総合12番手のマティア・パシーニは、連続転倒後に7番手まで挽回。

フリー走行総合4番手のアレックス・マルケスは、今季5度目の転倒を喫して8番手。フリー走行総合5番手のアクセル・ポンス、フリー走行総合7番手のドミニケ・エガーターがトップ10入り。

フリー走行総合26番手の長島哲太は、週末2度目、今季8度目の転倒を喫して、2.107秒差の24番手。

初日総合8番手のチャビ・ビエルゲは、フリー走行3で今季5度目の転倒を喫したことから近郊の病院に搬送され、精密検査を受けた結果、左手親指の骨折を確認。今大会を欠場し、来週バルセロナ市内の大学病院で手術を受けることになった。

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