決勝レース：中上がシルバーストンで今季初優勝

第１２戦イギリスＧＰの決勝レースは２７日、シルバーストンで行われ、総合７位の中上貴晶が優勝。昨年６月の第８戦ＴＴアッセン以来、キャリア通算２勝目を挙げた。

気温２３度、路面温度４０度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で今季２度目の１番手に進出した４番グリッドの中上は、１１ラップ目に２番手、１２ラップ目には１番手に浮上。ライバルたちを引き離せば、ポールポジションのマティア・パシーニは終盤に追い上げて、０.７２４秒差の２位に入り、６戦ぶり２度目の表彰台を獲得。

３番グリッドのフランコ・モルビデッリは、２.６７８秒差の３位に入り、２戦連続８度目の表彰台を獲得。９番グリッドのトーマス・ルティ、１１番グリッドのフランセスコ・バグナイア、１０番グリッドのシモーネ・コルシ、１４番グリッドのステファノ・マンツィ、８番グリッドのミゲール・オリベイラ、２０番グリッドのブラッド・ビンダー、６番グリッドのドミニケ・エガーターがトップ１０入り。

２番グリッドのアレックス・マルケスは、１番手走行中の１１ラップ目、１４コーナーで今季１０度目の転倒を喫した後、１４位で完走。２５番グリッドの長島哲太は、３０.６８０秒差の１９位だった。

チャンピオンシップは、総合１位のモルビデッリが総合２位のルティにアドバンテージを２６ポイント差から２９ポイント差に広げた。

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