バレンティーノ・ロッシ「もしアラゴンで復帰できなければ、もてぎに向けてトライしよう」

タヴッリアで当サイトの取材班を迎え、怪我の瞬間を振り返り、タイトル争いのチャンスとホームレースの欠場を失った心境を語った。

モビスター・ヤマハ・MotoGPのバレンティーノ・ロッシは7日、右脚の脛骨と腓骨の骨折が原因で欠場を強いられるホームレースとなる今週末の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの開催を前に、タヴッリアで当サイトの取材班を迎え、負傷と復帰に関して心境を明かした。

「不運にも、ウルビーノの丘で友人たちとダートバイクを走らせていたときだった。18歳のときから父親と一緒に長く走っていたところで、不運にも、フィニッシュ近くの下り坂で、低速走行をしていたときに、岩にぶつかってしまい、ステアリングを失ってしまった。転倒を避けようとして足を地面についたけど、その場所が深く、バイクの全重量が足にかかってしまい、骨折してしまった。」

「脚が痛いけど、全体的には良い感じ。精神面は、チャンピオンシップのチャンスを投げ捨ててしまい、ミサノでファンの前で走る機会を失ってしまい、すごく恥ずかしいから悪い。走ることができないから、チームのみんなに謝らなければいけないけど、一日でも早く戻りたい。」

「いつものように、このようなトレーニングに関して話題となるけど、僕たちはモーターサイクルライダーなんだ。最善のトレーニング手段はバイクを走らせること。不運にも、バイクを走らせることは危険で、いつもバイクを使用したトレーニングはできないけど、重要なことなんだ。不運にも、僕は怪我を負ってしまった。ムジェロの前にも怪我をしたから、今年はこれで2回目となり、他のトレーニングにトライしなければいけない。」

「過去の経験から、リハビリは1日ずつ取り組まなければいけないことを学んだ。痛み次第。一日でも早い復帰を目指して、トライしているところ。ミサノの後はアラゴンだけど、怪我から僅か22日後だから非常に難しいだろう。その2倍、最低でも40日間が必要で、過去には40日後に復帰したけど、今回の骨折はそれほど痛くない。今は時期尚早だけど、もしアラゴンに復帰できなければ、もてぎに行けるようにトライしよう。」

「バレンティーノからチャオ!ここミサノで走れないことは本当に残念だけど、一刻も早い復帰を目指して毎日仕事に取り組もう。応援してくれるみんなに感謝したい。」