決勝レース:エガーターがサバイバルレースを制す

22度の転倒数が記録され、出走31名中16名が完走、15名が転倒リタイア。スイス出身のエガーターとルティがワンツーフィニッシュ。

第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの決勝レースは10日、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで行われ、総合9位のドミニケ・エガーターが2014年7月の第9戦ドイツGP以来となるキャリア通算2勝目を挙げて総合8位に浮上。今季復帰したスッターに2014年11月の最終戦バレンシアGP以来となる勝利をもたらした。

気温17度。路面温度17度のウェットコンディションの中、3番グリッドのエガーターは、4ラップ目にトップに飛び出した後、週末に見せた好走を再現すれば、7番グリッドのトーマス・ルティは、1.400秒差の2位に入り、今季10度目の表彰台を獲得。

13番グリッドのハフィス・シャリンは、7.875秒差の3位に入り、ワイルドカード参戦した2012年10月の第16戦マレーシアGP以来通算2度目の表彰台を獲得。

6番グリッドのフランセスコ・バグナイアは地元で4位。17番グリッドのブラッド・ビンダーは自己最高位の5位。13番グリッドのサンドロ・コルテセ、10番グリッドのファビオ・クアルタラロ、8番グリッドのシモーネ・コルシ、28番グリッドのカイルール・イダム・パウィ、26番グリッドのイエスコ・ラフィンがトップ10入り。

5番グリッドの中上貴晶は、5番手走行中のラストラップに今季4度目の転倒を喫した後、レースに復帰して11位でゴール。27番グリッドの長島哲太は、18番手走行中の11ラップ目に週末2度目、今季12度目の転倒を喫した後、今季3度目のポイント圏内となる14位でフィニッシュ。

ポールポジションのマティア・パシーニは、3番手走行中の3ラップ目に週末2度目、今季12度目の転倒を喫して2度目の転倒リタイア。2番グリッドのフランコ・モルビデッリは、1番手走行中の4ラップ目に今季8度目の転倒を喫して2度目の転倒リタイア。ウォームアップ走行で1番手に進出した4番グリッドのロレンソォ・バルダッサーリは、7番手走行中の3ラップ目に週末2度目、今季12度目の転倒を喫して5度目の転倒リタイア。9番グリッドのミゲール・オリベイラは、3番手走行中の10ラップ目に今季3度目の転倒を喫して今季2度目の転倒リタイア。

ウォームアップ走行で週末3度目、今季13度目の転倒を喫したアクセル・ポンスは、鎖骨骨折の疑いがあり、精密検査を受けるためにサーキット近郊の病院に搬送され、欠場した。

チャンピオンシップは、総合2位のルティがポイントリーダーのモルビデッリに対して、29ポイント差から9ポイント差に接近した。

RESULTS