決勝レース:ミルが8勝目でタイトル獲得に王手

霧の影響を受け、周回数が20ラップから13ラップに変更。総合1位のミルが2.6秒以内に18人が接近したバトルを制す。

第14戦アラゴンGPの決勝レースは24日、モーターランド・アラゴンで行われ、ポイントリーダーのジョアン・ミルが今季8勝目、通算9勝目を挙げ、次戦日本GPでのタイトル獲得に王手をかけた。

気温22度。路面温度30度のドライコンディションの中、6番グリッドのミルは、最終ラップの逆転に成功すれば、14番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは、0.043秒差の自己最高位タイ2位、2戦連続5度目の表彰台を獲得。

2番グリッドのエネア・バスティアニーニは、0.051秒差の3位に入り、今季2度目の表彰台を獲得。ウォームアップ走行で週末3度目の1番手に進出したポールポジションのホルヘ・マルティンは4位。3番グリッドのアロン・カネト、7番グリッドのジョン・マックフィー、10番グリッドのマルコス・ラミレス、5番グリッドのデニス・フォジャ、8番グリッドのフィリップ・エッテル、11番グリッドのロマーノ・フェナティがトップ10入り。

9番グリッドの鈴木竜生は、1.961秒差の13位。今季8度目のポイント圏内に進出すれば、17番グリッドの佐々木歩夢は、2.539秒差の16位、27番グリッドの鳥羽海渡は、34.648秒差の28位だった。

チャンピオンシップは、総合1位のミルが総合2位のフェナティにアドバンテージを61ポイント差から80ポイント差に拡大。

前戦でコンストラクター部門のタイトルを2年ぶりに奪回したホンダは、1993年に記録したシーズン最多優勝の13勝目に並び、今季11度目の表彰台独占、1998年9月の第12戦カタルーニャGP以来となるトップ6独占を達成した。

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