チャンピオンシップ７０年目を迎える１８年シーズンは、史上１８度目、ここ５年間で３度目の最終戦決着となった昨年１１月のバレンシアＧＰから１８週間後、１２年連続してオープニングレースに指名されたロサイル・インターナショナル・サーキットで開幕。史上初となる全１９戦の開催を迎え、今年は例年以上の接戦が予想される。
技術規則の変更により、ソフトウェアとハードウェアの電子制御が共通化され、オフィシャルタイヤサプライヤーのミシュランからタイヤの供給が始まった２０１６年は、全１８戦で４人の初優勝を含む９人が優勝。２０１７年は、ポイントリーダーが次々に入れ替わり、前半戦終了時点でトップ５のギャップが２６ポイント差、第１３戦サンマリノ＆リビエラ・ティ・リミニＧＰ後は３５ポイント差。開幕戦カタールＧＰ、第１１戦オーストリアＧＰ、第１４戦アラゴンＧＰ、第１６戦オーストラリアＧＰの４戦では、優勝者から１５位までが３０秒以内でゴールするなど接戦が展開。
さらに、今年開催された３度のオフィシャルテストでは、７人が１番時計を記録。セパンでは上位１３人、ブリーラムでは上位１６人、ロサイルでは上位１２人は１秒以内に接近したことから、今年もエキサイティングなレース、シーズンが予想される。
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