KTM、マルティンとの2年契約を発表

中量級ライダー市場の先陣を切って、来季最高峰クラスに昇格するオリベイラの後任が決定。

KTMは13日、フル参戦4年目の軽量級で3勝を挙げて総合2位に進出する20歳のスペイン人ライダー、マルヘ・マルティンとの間で、19年からの中量級参戦に関して合意したことを発表。契約期間は2年間。最高峰クラスに昇格することが決まっているミゲール・オリベイラの後任に指名され、レッドブル・KTM・アジョから参戦することが決定した。

KTMのモータースポーツディレクター、ピット・バイラーは、「このライダーが戻って来ることを誇りに思い、幸せです。彼はレッドブル・ルーキーズ・カップで成長し、我々の哲学は誰にとっても明白だと思われます。ホルヘを中量級で起用することは、我々にとって、新たなマイルストーンです。パドック内で将来を約束されるタレントの1人であり、我々の努力の成果でもあるからです。」

「中量級において、我々はアキ・アジョと共に、ヤングライダーの1人を加入させ、経験を組み合わせようとしています。我々はカテゴリーを通じて、ライダーが前進できる興味深い軌道を敷いたことは重要であり、彼が我々に合流することを本当に嬉しく思います。彼は我々の競争相手の1人であり、非常に強いです!」と、起用理由を説明。

参戦3年目の14年にレッドブル・ルーキーズ・カップのチャンピオンに輝いたマルティンは、「僕のキャリアにおいて、重要な前進だ。KTM、レッドブルと合意できて本当に嬉しい。非常に戦闘力があるメーカーであり、来季に向けて、この冬から仕事を始められることが待ち切れない。1年目にできる限りのことを学び、2年目にトップ争いがしたい。当然、レッドブル・ルーキーズ・カップの良い思い出があり、もう一度一緒になることは重要。同じような結果を獲得したい」と、抱負を語った。