第8戦TTアッセンのプレスカンファレンスは28日、TT・サーキット・アッセンのプレスカンファレンスルームで行われ、総合1位に進出するマルク・マルケスをはじめ、昨年優勝を挙げた総合2位のバレンティーノ・ロッシ、インディペンデントチームライダー部門の最高位に進出する総合4位のヨハン・ザルコ、前戦カタルーニャGPの4位で総合6位に浮上したカル・クラッチロー、2戦連続優勝を果たした総合7位のホルヘ・ロレンソ、来季の去就に注目が集まる総合11位のダニ・ペドロサが出席。前戦とオフィシャルテストを振り返り、週末の抱負と期待を語った。
マルク・マルケス
「バルセロナは、チャンピオンシップのアドバンテージを拡大することができたから、全体的に素晴らしい週末となった。月曜のテストでは幾つかの前進を果たすことができ、僕たちはここに戻って来た。アッセンは好きなサーキット。最終セクションは本当にナイス。すごく楽しい。オースティンやザクセンリンクのように僕のベストトラックの1つではないけど、毎年一貫して上手く走ることができ、リズムを見つけることができる。今年も同じように走りたい。表彰台を獲得したけど、今週末は天気が良いようだ!ものごとが変ってしまうかもしれない。」
バレンティーノ・ロッシ
「テストでは沢山のことを試さなかった。幾つか細かいことを試して、少し楽観的になったけど、実際にはそうでもない。速く走ることができなかった。アッセンのトラックはファンタスティックだ。大好き。M1は通常良く機能する。天気は良いようだ。すごく楽しめるだろう。表彰台を獲得してきたから、この調子を続けたい。」
ヨハン・ザルコ
「もう一度、戦闘的なザルコを見つけたい。ここ2戦は難しかった。少し落ち込んでいるけど、困難なときに、ものごとを学ぶことができる。昨年は雨が降り始めたのを見て、ピットに入った。転倒が怖かった。雨が本格的に降ると考えたけど、今年は天候が安定しそうだ。落ち着いて、チームと一緒に改良して、レースに向けて準備をするためにバイクを整える必要がある。ファクトリーライダーたちは、違いを作り出すために、金曜から日曜にかけて、ちょっとしたことを見つけることが上手いから、僕も何かを見つけたい。日曜に快適さを感じたい。」
カル・クラッチロー
「目標は表彰台。ポジティブにならなければいけない。チームとホンダは本当に良く働いている。マルクを見れば、毎戦表彰台が可能のように見える。もしかしたら、毎戦勝つ必要はないかもしれないけど、ポイントを加算する。僕たちは表彰台に接近していたから、今週末もトライしよう。通常、イギリスと同じように雨が降る。ハーフウェット、またはハーフドライ。スローダウンするか速く走るか、他の選択はない。英国人はいつも上手く走れるように思われるけど、実際にはエクストラなアドバンテージがない!」
ホルヘ・ロレンソ
「4日間、好天候となりそうだから、僕たちは幸運だと思う。いつもグッドなコンディションで走ることはナイス。以前は、お気に入りのサーキットの1つだったけど、ここ5、6年は何らかの理由でグレートなリザルトを獲得できなかった。2戦連続の優勝で大きな自信がある。昨年のレースを見ると、ドゥカティ勢は日曜に本当に良い仕事をしていた。これは、ここでもバイクが機能することを意味する。それに、今のベースは良いから、オープンな考え方で、何が起こるのか見てみよう。」
ダニ・ペドロサ
「シーズンのスタートは本当に良くなかった。前戦はそれまでのレースと比較すれば大きく良くなった。改良できる細かいところが沢山見つかり、月曜のテストで仕事に取り組んだ。機能するか確認しよう。」
当サイトの『VideoPass』とオフィシャルアプリの『Official MotoGP™ App』では、29日09時00分、日本時間16時00分のフリー走行1から決勝レース後のプレスカンファレンスまでライブ配信で提供。