LCR・ホンダは23日、HRCホンダ・レーシング・コーポレーションとカル・クラッチローが契約期間を延長することに関して合意したことを発表。20年末まで同チームから参戦することが決定した。
元125ccクラスライダーのルーチョ・チェッキネロが率いるインディペンデントチームは、15年から英国人ライダーを起用。17年6月に、HRCとの間で2年間のテクニカルパートナーに関して契約を更新。同時に、HRCがクラッチローとの間で18年からの2年契約を締結していたが、今回の契約により、契約期間を更に1年延長することになった。
ホームグランプリを前に契約を更新したクラッチローは、「HRCとLCR・ホンダとの間で、20年まで契約を延長することが決まり、とても嬉しい。僕たちは常に懸命に働き、素晴らしい成功を収めてきた。それを今後も続けて行く。以前に発言したように、僕はベストサポートを受け、毎週末、戦闘力のあるバイクを提供してくれる」と、HRCとチームの支援に感謝。
HRCの代表取締役社長、野村欣滋は、「カルの契約延長を発表できることが嬉しいです。昨年、我々はHRCのファクトリーライダーとして18年と19年の契約を締結しました。今年、彼は再度力強い才能を証明すると共に、ファクトリーライダーに値するパフォーマンスを見せてくれました。彼と新たなに契約を結ぶことは、彼に対して、これ以上にない良い手段であることから、契約の延長を決断しました。」
「彼のことを15年からホンダを走らせるようになってから良く把握しています。ハードワークと多くのグッドなリザルトにより、ホンダとLCR・ホンダに大きく貢献してくれました。RC213Vの進化に対して、大変有効なフィードバックを与えてくれます」と、契約を延長した理由を説明した。
Crutchlow extends his contract with HRC and LCR until 2020: https://t.co/OXVK0OpM87 @calcrutchlow @MotoGP pic.twitter.com/TLvOcY2WIi
— LCR Honda MotoGP (@LCRHondaTeam) 23 de agosto de 2018