ロレンソ&エスパルガロ弟、佐々木の3人がフィット

負傷していた3人がメディカルセンターを訪れ、医師団から出走許可のゴーサイン。

ドゥカティ・チームのホルヘ・ロレンソとレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングのポル・エスパルガロは4日、第15戦タイGPの開催地、チャーン・インターナショナル・サーキット内のメディカルセンターを訪れ、前戦アラゴンGPで負傷した右足と骨折した左鎖骨の回復具合を確認。医師団から出走許可となるフィットが与えられた。

決勝レースの1ラップ目1コーナーで今季5度目の転倒を喫した際に右足を強打したロレンソは、「簡単な怪我ではない。明日、ペダルをプッシュしてみよう。厳しくなるだろう。あまり期待していない。少しずつ痛みは和らいでいるけど、バイクに乗るまでは、何も結論を出したくない。」

「足以外は完璧だけど、感触はあまり良くない。もしかしたら、怪我した状態で臨むには最悪のトラックかもしれない。プレシーズンのテストでは、戦闘的になることが難しかった。確かに僕たちは改良され、戦闘的になったけど、この怪我は速く走ることに役立たない。フリー走行1で状況を確認したい」と、説明。

フリー走行3で今季11度目の転倒を喫して左鎖骨を骨折したエスパルガロ弟は、「すごく良い感じ。体調は思っていたよりも良い。まだ完治していないけど、腕に力が入る。これが重要。2月のテストを欠場したから、トラックを知らないけど、あまり難しくないようだ。早くバイクに乗りたい」と、意気込みを語った。

第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPで左前腕を骨折した佐々木歩夢も出走許可が下った。

特別価格で提供中の『VideoPass』では、第15戦タイGPのプレスカンファレンスから決勝レース後のプレスカンファレンスまで生中継で配信。
オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録