ザルコ「難しいレースだったけど、楽しんだ」

モンスター・ヤマハ・テック３のヨハン・ザルコは、第１５戦タイＧＰの決勝レースで３列目８番グリッドから２.７４７秒差の５位。インディペンデントチームライダー部門で第４戦スペインＧＰ以来、今季３度目となる最高位に進出。同部門１位とのギャップを７ポイント差から５ポイント差に詰めた。

「２月のテストは良かったけど、今週末は苦しみ、グッドなペースを掴むのが難しかった。その中で決勝レースは考えていたよりも悪くなかった。レースを楽しみ、上位陣を追いかけることができ。加速で引き離されてしまったから、ブレーキングで挽回する必要があり、ミスを簡単に冒す状態だったから、非常に難しかった。」

「序盤はビニャーレスと競り合ったけど、ミスを犯してしまい、挽回しなければいけなかった。ペースは良かった。リンスが見えて、プッシュした。クラッチローを抜き、ペドロサが転倒した。難しいレースだったけど、全員にとっても難しかったと思う。」

「リンスを抜くには、十分に良い感じがあったけど、ミスを犯さないように集中しなければいけなかった。最後に彼がスペースを少し開けた瞬間に５番手に浮上。嬉しい。優勝者からそれほど離されていない。インディペンデントチームライダーの１番手はすごく良い」と、今季３度目のトップ５入りを喜んだ。