ダニ・ペドロサがレジェンドとして殿堂入り

03年に軽量級、04年と05年に中量級を連覇したスペイン出身のペドロサが29人目のレジェンドとして、バレンシアで殿堂入り。

ドルナスポーツは15日、最終戦バレンシアGPの開催地、サーキット・リカルド・トルモのプレスカンファレンスルームで、2003年に125ccクラス、2004年から2年連続して250ccクラスを連覇したスペイン人ライダー、ダニ・ペドロサを29人目のレジェンドとして、殿堂入りするセレモニーを行った。

1999年にスペインで開催されたプロモーション大会、モビスター・アクティバ・カップに参加資格の年齢に達していなかったが、大会責任者のアルベルト・プーチに認められ選出されると、2000年にはスペイン選手権に参戦するチームに抜擢され、翌年の2001年からフル参戦を開始。

参戦3年目の2003年に史上最年少2番手(現在3番手)でチャンピオンに輝き、中量級に昇格した1年目の2004年には、史上最年少でタイトル獲得に成功。

2006年に最高峰クラスへ昇格すると、第4戦中国GPで史上最年少2番手(現在3番手)の優勝を飾り、2017年までの12年間連続して毎年優勝を記録。

最高峰クラスで最多勝ランキング8位(31勝)、最多表彰台獲得ランキング3位(112回)、最多獲得ポイントランキング2位(2959ポイント)を記録。

18年間のキャリアでは、最多勝ランキング7位(54勝)、最多表彰台獲得ランキング3位(153回)、最多獲得ポイントランキング2位(4151ポイント)を記録していた。

「実感が湧かない。現実的でないようだけど、時間は流れる。不思議な感じ。全てが終わったときに気づくだろう。今はこの状況がまるで起きていないようだ。」

「表彰台に登ったとき、優勝したとき、レースに向けて準備を整え、トレーニングのために犠牲を払った後の感動が得られないと思うと寂しく感じるだろう」と、ペドロサは感動の言葉を語った。

レジェンド
ジャコモ・アゴスチーニ
ウェイン・レイニー
マイク・ヘイルウッド
ケビン・シュワンツ
アンヘル・ニエト
ミック・ドゥーハン
カルロ・ウビアリ
ケニー・ロバーツ
アントン・マング
ワイン・ガードナー
ジェフ・デューク
バーリー・シーン
フィル・リード
ジョン・サーティース
加藤大治郎
ジム・レッドマン
エディ・ローソン
フレディ・スペンサー
ヤーノ・サーリネン
ケーシー・ストーナー
マルコ・シモンチェリ
ニッキー・ヘイデン
アレックス・クリビーレ
フランコ・ウンチーニ
ケニー・ロバーツ・ジュニア
マルコ・ルッキネリ
ランディ・マモラ
コーク・バリントン
ダニ・ペドロサ

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