オフィシャルテストプレビュー~タイトル奪回を目指すヤマハ

98年以来となる僅か1勝に止まったシーズンを経て、重要な今年最初のテストに挑む。

最高峰クラスは、2月6日から3日間、第18戦マレーシアGPの開催地、セパン・インターナショナル・サーキットで19年シーズン3度目、今年最初のオフィシャルテストを実施。98年以来19年振りとなる年間1勝に止まり、コンストラクター部門で07年以来11年振りとなる総合3位に後退したヤマハは、11月のオフィシャルテストで収集したデータとフィードバックを参考に冬の間に開発を続けた19年型のプロトタイプマシン、YZR‐M1の戦闘力を確認する。

最高峰クラス20年目、ヤマハから14年目を迎え、2月16日に40歳の誕生日を迎えるバレンティーノ・ロッシと最高峰クラス5年目、ヤマハから3年目を迎え、クルーチーフとゼッケン番号を変更したマーベリック・ビニャーレスは、バレンシアとヘレスで開催された2度のオフィシャルテストで仕様違いのエンジンをテスト。

最終日には対照的な表情を見せていたが、トラックの特性と気候が異なるマレーシアで、テストプログラムを再開。タイトル奪回に向けて始動する。

当サイトの『ビデオパス』では、ヤマハ・ファクトリー・レーシングが参加するオフィシャルテストのビデオコンテンツを提供。
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