イデミツ・アジア・タレント・カップは週末、チャーン・インターナショナル・サーキットでスーパーバイク世界選手権の併催大会として開催され、第１レースで１８年総合１０位のアフリザ・ムマンダル（インドネシア/１９歳）、第２レースで１８年総合６位のタットチャコーン・ブアラシ（タイ/１７歳）がそれぞれ初優勝を挙げた。
１６日に行われ第１レースは、ゴールラインまで６人の優勝争いが展開され、開幕戦で２連勝を挙げた５番グリッドの西村硝（にしむらしょう/１７歳）が０.０７４秒差の２位、２番グリッドの松山拓磨（まつやまたくま/１４歳）は０.０９４秒差の３位を獲得。
１７日の第２レースでは、９人の優勝争いの末、第１レースで４位だったポールポジションのブアラシが優勝。西村は０.１２０秒差の２位。４番グリッドのムマンダルは３位。松山は５位に進出。
他の日本勢は、五十嵐翔希（いがらししょうき/１６歳）は、１２番グリッドから転倒後に１６位と７位。坂東遼翼 （ばんどうりょうすけ/１６歳）は、１４番グリッドから転倒リタイアと１２位。若松怜 （わかますれい/１３歳）は、１８番グリッドから１５位と１３位だった。
次戦はマレーシア大会。セパン・インターナショナル・サーキットで６月１４日に初日、１５日に第１レース、１６日に第２レースが開催される。