FIM国際モーターサイクリズム連盟は、19年シーズンのオープニングレースとなった開幕戦カタールGPの開催中にロサイル・インターナショナル・サーキットのプレスカンファレンスルームで共同会見を開き、昨年12月の総会で実施された会長選挙で当選した新会長のホルヘ・ビエガスが政策を説明すると共に主要メンバーを紹介した。
06年から国際連盟を統率していたベネズエラ人のヴィット・イポリトに替わり、新たに会長職に就任したポルトガル人のビエガスは、「70年のグランプリ史上において、FIMがこのようなプレゼンテーションを実施するのは初めてのことです。私の目的はFIMを開放し、FIMの根本的な役割とチャンピオンシップで果たす重要な役割を説明することです。」
「ドルナ、IRTA国際ロードレーシングチーム協会、MSMAモーターサイクルスポーツ製造者協会といった全ての利害関係者たちとの密接な協力のおかげで、素晴らしい成功を収めているMotoGP™世界選手権を管理し促進するために一丸となって懸命に働いています。今後、我々はこのプレゼンテーションを他の競技で繰り返します。」
「もしかしたら、報道陣の中には我々が何をしているのか確かではないかもしれません。もしかしたら、老人たちの旅行会社だと考えているかもしれません」と冗談で会場を和ませ、国際連盟の役割を説明。
国際連盟は、MotoGP™世界選手権において、グランプリ・コミッションと共同で競技規則及び技術規則を作成。FIM MotoGPスチュワートパネルによって、その規則と関連する制裁を適用する。
さらに、サーキットのホモロゲーション、全ての医学的側面を含む安全面、そしてアンチドーピングプログラムも担当。レースディレクター、クラーク・オブ・ザ・コース(競技長)、マーシャル、技術及び環境責任者を含む、オフィシャルの訓練も扱う。
FIM国際モーターサイクリズム連盟の共同記者会見
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