FIM・CEV・レプソルの第4戦バルセロナ‐カタルーニャ大会は週末、バルセロナ‐カタルーニャ・サーキットで行われ、『Moto3™ Junior World Championship(Moto3™ジュニア世界選手権)』で総合2位のジェリミー・アルコバ(スペイン)が連続表彰台獲得で総合1位に浮上した。
『Moto3™ Junior World Championship』の第1レースは、レッドブル・ルーキーズ・カップで総合1位に進出するカルロス・タタイ(スペイン)が4番グリッドから3人の優勝争いを制して初優勝を挙げれば、3番グリッドのバリー・バルトゥス(ベルギー)は0.173秒差の2位、5番グリッドのアルコバは1.480秒差の3位表彰台を獲得。
第2レースは、アルコバが3人の優勝争いに競り勝って初優勝を挙げれば、バルトゥスは0.052秒差の連続2位。第1レースで転倒した8番グリッドのチャビエル・アルティガス(スペイン)は、0.170秒差の3位表彰台を獲得。
ジュニア・タレント・チームの埜口遥希(のぐちはるき)は、14番グリッドから第1レースで8位、第2レースは他車から追突されて転倒リタイア。マックス・コック(イギリス)は21番グリッドから連続13位。ビル・ファン・エーデル(オーストラリア)は26番グリッドから19位と17位。マリオ・アジ(インドネシア)は、木曜のセッションで転倒した際に左手を骨折して欠場。
第6戦イタリアGPにワイルドカード参戦した山中琉聖(やまなかりゅうせい)は、11番グリッドから接触転倒リタイアと5位。28番グリッドの有田光(ありたひかり)は、16位と14位に進出して初ポイントを獲得した。
『Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』は、第1レースで総合1位のエドガル・ポンス(スペイン)がポールポジションから優勝。4番グリッドのエクトル・ガルソ(スペイン)は3.657秒差の2位。2番グリッドのユリ・モンテッラ(イタリア)は、3.746秒差の3位表彰台を獲得。
第2レースは、ポンスが独走で連続優勝。3番グリッドのニキ・トゥーリ(フィンランド)は9.227秒差の2位、6番グリッドのトッマソ・マルコン(イタリア)は14.348秒差の3位。
21番グリッドの石塚健(いしずかたけし)は、第1レースで21位、第2レースで15位。5レース目で初ポイントを獲得した。
『European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ)』は、総合1位のイザン・グエバラ(スペイン)がポールポジションから3レース連続の優勝。5番グリッドのフェルミン・アルデグエル(スペイン)は、0.069秒差の2位に入り、2番グリッドの佐古大次郎(さこだいじろう)は、1.963秒差の3位表彰台を獲得した。
次戦アラゴン大会は、モーターランド・アラゴンで7月14日に決勝レースが開催される。