MotoE™ワールドカップ~公式予選方式

参加者1人ずつのタイムアタック。雨の場合は全ライダーが出走。

FIM Enel MotoE™ World Cup(FIM エネル MotoE™ワールドカップ)』は、今週末にザクセンリンックで初開催。公式予選『E-Pole(E-ポル)』は、各ライダーが1ずつタイムアタックを実行するが、途中で雨が降り始めた場合には、全ライダーが出走する12分間の予選が実施される。

主な公式予選の概要
初日に実施される2度のフリー走行の総合順位により、スタートの順番が決定。総合順位の最下位からタイムアタックが始まる。

1人ずつ、アウトラップ(ウォームアップラップ)、タイムラップ、インラップ(スローダウンラップ)の3ラップを周回。アウトラップは、最大で2分30秒。前のライダーが3つ目のトラックタイミングポイント(第3セクター)を通過した時点からカウントダウンが始まる。

ピットレーンの出口には、ライダーのゼッケン番号と40秒のカウントダウンが表示され、ピットオープンの時間は5秒間。

スチュワードパネルが他者の走行を邪魔したと判断すれば、ペナルティとして予選から除外される。

インシデント、または黄色旗の提示により、タイムアタックに影響が出た場合、再スタートが割り当てられる可能があり、スチュワードパネルの裁量により判断される。

予選開催中に雨が降り始めた場合、赤旗が提示され、全てのタイムがキャンセルされる。

雨により予選が中断された後、全ライダーの出走が許可される12分間の予選が開催され、アウトラップ(ウォームアップラップ)を含めて最大で6ラップの周回が許可される。6ラップを越えた場合に、ファーステストラップがキャンセルされ、もし8ラップを実行した場合には、ファーステストラップと2番目のファーステストラップがキャンセルされる。

レースディレクションが公式予選開始前にウェットを宣言した場合は、全ライダーの出走が許可される12分間の予選が開催される。

当サイトの『ビデオパス』では、フリー走行1からライブタイミングを配信。公式予選『E-Pole(E-ポル)』と決勝レースを生中継で提供する。