MotoGP™クラスプレビュー

路面の再舗装工事が実施されたシルバーストン。マルケスとドビツィオーソが残り8戦、200ポイントのタイトル争いに挑む。

第12戦イギリスGPは、10年に86年以来14年ぶりに復帰してから、今年で10年連続20度目の開催を迎えるシルバーストンで8月23日に初日、25日に決勝レースを開催。後半戦緒戦の第10戦チェコGPで今季6勝目、第11戦オーストリアGPで8戦連続10度目のトップ2入を果たしたポイントリーダーのマルク・マルケスが、17年にエンジンの問題が発生してリタイア、14年に優勝を挙げた当地で、ポイントアドバンテージの拡大を目指す。

前戦で今季2勝目を挙げた総合2位のアンドレア・ドビツィオーソは、17年に優勝を挙げたトラックで58ポイント差のギャップを詰めに行く。

開幕から9戦連続のトップ6入りで総合3位に進出していたダニロ・ペトルッチは、第10戦チェコGPからの2連戦で8位と9位。一方で、第8戦TTアッセンからの2連戦で連続転倒を喫して総合4位に後退したアレックス・リンスは、4位と6位に進出し、20ポイント差から12ポイント差まで挽回し、射程圏内に捉えた。

総合5位争いを展開するのは、ヤマハ勢の3人。総合5位のバレンティーノ・ロッシは15年に優勝すれば、総合6位のマーベリック・ビニャーレスは16年に優勝。総合6位のファビオ・クアルタラロは、今季3度目の表彰台を獲得した勢いに乗って、ファクトリーライダーたちに挑戦。

インディペンデント部門は、クアルタラロが総合1位に再浮上。来季の契約を締結した6ポイント差のジャック・ミラー、ホームレースを迎える14ポイント差のカル・クラッチロー、当地での優勝経験がある30ポイント差の中上貴晶が追う。

新人部門は、クアルタラロが大きくリードするが、前戦でミゲール・オリベイラとフランセスコ・バグナイアが自己最高位を獲得。オフィシャルテストの転倒で前戦を欠場したジョアン・ミルは復帰を予定する。

70%割引で提供中の『ビデオパス』では、マルケス、ドビツィオーソ、ロッシ、ミラー、クラッチロー、エスパルガロ弟が出席する8月8日(木)のプレスカンファレンスから11日(日)の決勝レースまで、第12戦イギリスGPの全セッションをノーカット完全生中継で配信。
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