第16戦日本GPは、ツインリンクもてぎで10月18日に初日、20日に決勝レースを開催。前戦タイGPで今季8度目の表彰台となる2位を獲得したポイントリーダーのロレンソォ・ダッラ・ポルタが残り4戦、100ポイントのタイトル争いにおいて、昨年2位を獲得した当地でポイント差の拡大を狙う。
他車との接触が原因で転倒リタイア、今季2度目のリタイアを強いられた総合2位のアロン・カネトは、2ポイント差から22ポイント差に拡大。昨年1ラップ目に転倒リタイア、2年前の5位が最高位だった当地で仕切り直し、ポイント差を詰めに行く。
レース中に右手がしびれ、指の感覚が鈍くなり、スローダウンを余儀なくされた総合3位のトニー・アルボリーノは、ギャップが29ポイント差から43ポイント差に拡大。最終戦まで逆転の可能性を残すため、2人の前でフィニッシュしたいところ。
第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPを再現するように、優勝、表彰台を狙った最終ラップで他車の転倒に巻き込まれ転倒リタイアを強いられた総合10位の小椋藍は、レギュラーライダーとしてツインリンクもてぎ初登場。新人王を争う14ポイント差のチェレスティーノ・ヴィエッティに挑戦。
前戦で転倒リタイアを喫した総合11位の鈴木竜生と総合20位の佐々木歩夢、厳しいレースが続く総合25位の真崎一輝は気持ちを切り替え、右肩の負傷を抱えながら10戦ぶり5度目のポイント圏内に進出した総合17位の鳥羽海渡は、2戦連続の上位進出を目指す。
チャンピオンシップ
ライダー部門
1. ロレンソォ・ダッラ・ポルタ: 204ポイント
2. アロン・カネト: 182ポイント(22ポイント差)
3. トニー・アルボリーノ: 161ポイント(43ポイント差)
コンストラクター部門
1. ホンダ: 339ポイント
2. KTM: 275ポイント(64ポイント差)
チーム部門
1. レオパード・レーシング: 340ポイント
2. VNE・スパイナーズ: 228ポイント(112ポイント差)
3. SIC58・スクアドラ・コルセ: 203ポイント(137ポイント差)
ルーキー・オブ・ザ・イヤー部門
1. チェレスティーノ・ヴィエッティ: 100ポイント
2. 小椋藍: 86ポイント(14ポイント差)
3. ラウール・フェルナンデェス: 58ポイント(42ポイント差)