グランプリ・コミッションは、最高峰クラスにおけるテスト制限に関して協議を行い、2021年シーズンのテスト日程に関して決定。FIM国際モーターサイクリズム連盟が14日、次のように発表した。
競技規則‐テスト制限
開催日程において、追加イベントが導入されたことから、最高峰クラスのチームは、テスト日数を減少させることで、ライダー及びチームスタッフに追加される仕事量を埋め合わせする手段を検討。
2020年バレンシアGP後のテスト及び2021年カタールGP前のテスト、計2度のテストのキャンセルを提案することで、チーム間で合意。
この提案は、グランプリ・コミッションにより承認され、2019年11月のバレンシアGPの翌日から始まる2020年シーズンからの規則で有効となる。
2020年シーズン(2019年11月18日以降)
11月19日~20日:バレンシア/オフィシャルテスト/2日間
11月25日~26日:ヘレス/プライベートテスト/2日間
2月2日~4日:セパン/シェイクダウンテスト/3日間
2月7日~9日:セパン/オフィシャルテスト/3日間
2月22日~24日:ロサイル/オフィシャルテスト/3日間
5月4日:ヘレス/オフィシャルテスト/スペインGP翌日
6月8日:バルセロナ/オフィシャルテスト/カタルーニャGP翌日
6月15日~16日※:キュミリンク/タイヤテスト/2日間
9月14日~16日:ミサノ/プライベートテスト/2日間
2021年シーズン(2020年11月16日以降)
11月19日~20日:オフィシャルテスト/2日間
2月1日~3日:シェイクダウンテスト/3日間
2月6日~8日:オフィシャルテスト/3日間
2021年の開催日程決定後に確認されるテスト日程
・インドネシアが2021年の開催日程に加わる場合、プレシーズン中に開催地で3日間のテストが可能。
・シーズン中、グランプリ後に1日のテストを2度実施。開催地は確認する。
・シーズン中に2日間のテストを実施。ミサノが指名される可能性あり。
※ テストチームによるミシュランのタイヤテスト。