ホルヘ・マルティネス・アスパルが殿堂入り

80ccクラスと125ccクラスでタイトルを獲得したスペイン出身のアスパルが31人目のレジェンドとして、バレンシアで殿堂入り。

ドルナスポーツは14日、最終戦バレンシアGPの開催地、サーキット・リカルド・トルモのプレスカンファレンスルームで、85年から3年連続して80ccクラス、88年には125ccクラスのチャンピオンに輝いたスペイン人ライダー、ホルヘ・マルティネス・アスパルを31人目のレジェンドとして、殿堂入りするセレモニーを行った。

82年5月、ハラマ・サーキットで開催された第4戦スペインGP(50ccクラス)でデビューすると、84年6月にTT・サーキット・アッセンで開催された第8戦ダッチTT(80ccクラス)で初優勝を果たす。

86年に4勝を挙げてチャンピオンに輝くと、翌年の87年にタイトルを連覇。88年には80ccクラスと125ccクラスにダブル参戦して、同時に2クラスを制覇。

97年10月の最終戦オーストラリアGPで引退するまで、デビューから16年間、14年間のレギュラー参戦で50ccクラス、80ccクラス、125ccクラスの3クラスに挑み、通算196戦に参戦。優勝37回、表彰台61回を獲得した。

「ありがとうございます。カルメロ・エスペレータとドルナスポーツ、ここに来てくれた全ての人たちに感謝します。私にとって信じられない1日となります。この殿堂入りは大変名誉なこと。ここ数日間は、最初のレースと最初の勝利を思い出しました。私は大変、大変幸せです。」

「子供の頃、唯一やりたかったことはバイクに乗ることでした。キャリアを振り返ると苦しんだことも含めて感動してしまいますが、この1979年の写真を観ると、当時テントで寝起きしていたことを思い出します。1988年にバレンシアでレースを開催するために、サーキットを建設するために、カルメロを追いかけていたことも思い出します。そして今、私はここサーキット・リカルド・トルモにいます。」

「そして、私の家族、友人たち、ライダーたち、パドックのファミリーがこの場に来てくれたことは夢のようです。まるで小さな街です。少なくても35年間は、ここで過ごしています!困難な時期も過ごしましたが、私を支援してくれたスポンサー、そして報道陣にも感謝します。本当にありがとうございます。」

レジェンド
ジャコモ・アゴスチーニ
ウェイン・レイニー
マイク・ヘイルウッド
ケビン・シュワンツ
アンヘル・ニエト
ミック・ドゥーハン
カルロ・ウビアリ
ケニー・ロバーツ
アントン・マング
ワイン・ガードナー
ジェフ・デューク
バーリー・シーン
フィル・リード
ジョン・サーティース
加藤大治郎
ジム・レッドマン
エディ・ローソン
フレディ・スペンサー
ヤーノ・サーリネン
ケーシー・ストーナー
マルコ・シモンチェリ
ニッキー・ヘイデン
アレックス・クリビーレ
フランコ・ウンチーニ
ケニー・ロバーツ・ジュニア
マルコ・ルッキネリ
ランディ・マモラ
コーク・バリントン
ダニ・ペドロサ
ステファン・ドルフリンガー
ホルヘ・マルティネス・アスパル

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