リハビリ中のマルケス兄「60~70%の状態に持っていきたい」

あと10日に迫った今年最初のオフィシャルテスト。11月に手術を受けた右肩の回復具合を説明。

レプソル・ホンダマルク・マルケスは28日、スペイン・バルセロナ市内のカタルーニャ美術館で開催されたスペインのスポーツ紙『Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』主催の2019年度年間表彰式に出席。

全19戦中12勝を含む18度の表彰台を獲得して、4年連続6度目、通算8度目のタイトルを獲得したマルケスは、スペイン代表として参加したバスケットボールの世界選手権で優勝を果たし、所属するトロント・ラプターズのNBA初制覇に貢献したマルク・ガソル、テニスの全仏オープンと全米オープンで優勝を挙げ、通算5度目の年間1位に進出したラファエル・ナダル、ゴルフのPGAツアーで1勝、ヨーロピアンツアーで3勝を挙げたジョン・ラーム・ロドリゲスと共にノミネートされ、スポーツ紙『SPORT(スポルト)』と『カタルーニャ・スポーツ連盟』が主催した2019年度年間表彰式に続き、男性部門の年間最優秀選手に選出された。

今年最初のオフィシャルテストを10日後に控え、昨年11月27日にスペイン・バルセロナ市内の大学病院で亜脱臼の問題を解消するために手術を受けた右肩の回復具合について、「体調は悪くないけど、もっと良い状態に持っていきたい。脱臼癖を治すために右肩の手術を受け、左肩と比べれば、手術はシンプルだったけど、回復スピードは遅く、難しい。」

「リハビリは、前回と同じように進めている。今年最初のテストまで、まだ少し時間が残っているから、最低でも60~70%まで持っていきたい。最終的には、最初のレースに100%まで回復させたい。確実ではないけど、トライしよう」と、説明。

史上6人目となる通算9度目のタイトル獲得を目指すマルケスは、2月4日にインドネシアの首都ジャカルタで開催されるチームの発表会に出席。7日からセパン・インターナショナル・サーキットで実施されるオフィシャルテストに参加する。

VideoPass』では、3月2日までの動画視聴を提供する『20年オフシーズン』と11月16日まで視聴が可能な『20年シーズン』のパッケージを提供。