モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGPのバレンティーノ・ロッシは、オフィシャルテスト前日の6日、セパン・インターナショナル・サーキットで開催されたチーム発表会と共同会見に出席。1月29日に発表した将来の去就に関して改めて説明した。
「オフィシャルチームに所属できないと視点から見ると、難しい決断だったけど、戦闘力がなければ続けないという決断は、難しくなかった。最大に持っていくために懸命な努力が必要で、結果が最も重要だ。ヤマハに支援を求めると、イエスと返答してくれた。一番の目標は21年も継続すること。ペトロナスはグレートなチーム。それほど変わらない。」
「契約は1年。1年ごとになるだろう。ヤマハもそのことに同意している。重要なことは、ヤマハが僕を信頼してくれ、ファクトリーバイクを供給し、最大限の支援を与えてくれること。」
「ペトロナスはベストなオプション。真面目な人たちで結成される若いチームで、資金力がる。それにM1を続けて走らせることができる。僕の年齢では、メーカーを乗り換えることは簡単ではない。ヤマハVR46になればいいけど、それは簡単ではない。資金力がないことから、ペトロナスがベストだ。」
「正直なところ、ヤマハの動きには驚かなかった。ファビオ・クアルタラロのパフォーマンスを10月のタイで見て、状況が変わった。もし彼がいなければ、時間があっただろう。よく考えたけど、戦闘力がない状況で自分の場所を維持したくない。オフィシャルチームでのラストシーズンだけど、現役を継続しても、バイクのカラーリングと少しのことだけが変わるだけだと考えた。」
「ヤマハは正しい選択をした。クアルタラロは全ての人たちに感銘を与えた。パドックでは、彼の能力を認めていたけど、それ以上だった。非常に若く、高い戦闘力があり、2位を4度獲得したけど、マルク・マルケス&ホンダは別のレベルだった。」
「ヤマハにとってホルヘ・ロレンソは完璧。リン・ジャービスに彼と交渉するように懸命にプッシュした。彼が終わったどうかを疑った人たちがいたけど、戦闘力を確認するためにヤマハを1日だけでも走らせる価値があると言った。実際にそうなった。テストチームには、強く速いライダーが必要で、短期間での開発に向けて、大きな助けとなるだろう。」
「チームメイトはフランコ・モルビデッリを好む。ロレンソの起用が取り上げられ、数年ぶりの再結成となれば、それはとてもナイスなことだけど、昨年のフランコはクアルタラロによって存在感が薄くなってしまったけど、グレートなシーズンだった。現時点で最も相応しいのはフランコだ。」
「問題は市場。シーズンの開始前に契約を締結することは愚かなことだけど、これがゲームのルールだ。」
2月16日に41歳の誕生日を迎えるロッシは、最高峰クラス21年目、キャリア通算25年目に向けて、オフィシャルテストで20年型のプロトタイプマシンをシェイクダウンする。
バレンティーノ・ロッシ共同会見~フルビデオ
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