『eスポーツ』~20年開催日程が決定

グローバルシリーズの4戦は生中継され、開催4年目も優勝者に『BMW M』車を贈呈。

ドルナスポーツは12日、コンピューターゲームのオフィシャルビデオゲームを利用した大会、『MotoGP™ eSport Championship』を2020年も引き続き開催することを発表。今年も優勝者には、大会のパートナーである『BMW M』から同社の車でプレミアムとして贈呈される。

開催4年目の今年は、昨年導入された大会方式を実施するが、規模を拡大。

最初に実施するのは、オンラインによる『Pro Draft(プロドラフト)』。期間は3月5日から4月5日の1か月間。参加者はスチームのプラットフォームを利用する『PC』、『PlayStation 4』、『Xbox One』からお気に入りの機器を使用して、後日発表する3つのトラックにタイムアタック。

各チャレンジ終了後、プラットフォーム別(PC/ PlayStation 4/ Xbox One)と地域別(欧州/その他の地域)に、1位から15位までにポイントが与えられる。1位は25ポイント、15位は1ポイント。

3つ目のチャレンジ、『Online Challenge #3(オンラインチャレンジ#3)』終了後、総合ポイントの結果により、欧州から上位16名、その他の地域から上位6名がドラフトセレクションとなる『Draft Pool(ドラフトプール)』に進出。

ドラフトセレクションでは、最高峰クラスに参戦する11チームが『Global Series(グローバルシリーズ)』の参戦に向けて、タイムアタックの『Pro Draft(プロドラフト)』を勝ち抜いた22名(欧州16名+その他の地域6名)の中から、1人のオフィシャルライダーと1人のリザーブライダーを選択。

Global Series(グローバルシリーズ)』は、『MotoGP™ 世界選手権』の第7戦イタリアGP、第13戦オーストリアGP、第15戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP、最終戦バレンシアGPの併催として、全4戦8レースを開催。

Pro Draft(プロドラフト)』では、好みのゲーム機を使用することが可能だったが、『Global Series(グローバルシリーズ)』では、レノボ製のゲーミングPC『Lenovo Legion™』を使用。

タイムアタック方式ではなく、レース方式となり、獲得ポイントを争う。ラウンド4となる最終戦の2レースでは、ダブルポイント制となり、優勝者に50ポイント、最下位の12位に8ポイントが与えられる。

Global Series(グローバルシリーズ)』の全4戦は、テレビ及びインターネットを通じて、全世界に生中継で配信される。

20年シーズンは、『MotoGP™ eSport Championship』のタレントカップ版として、『Rising Stars Series(ライジングスターシリーズ)』を初開催。

オンラインによるタイムアタックが6月18日から8月9日まで、4回開催され、3つの地域、アメリカ、ヨーロッパ/アフリカ、アジア/オセアニア別に、ポイントランキングの上位11人が『Regional Finals(リージョンファイナル)』に進出。

Regional Finals(リージョンファイナル)』は、9月に3つの地域別に各1レースが開催され、優勝者は21年の『Global Series(グローバルシリーズ)』参戦権が与えられる。

MotoGP™ eSport Championship』の詳細は、オフィシャルホームページまで。

プロドラフト開催日程
3月5日~8日:オンラインチャレンジ#1
3月19日~22日:オンラインチャレンジ#2
4月2日~5日:オンラインチャレンジ#3
4月6日~17日:ドラフト

グローバルシリーズ開催日程
5月29日:ラウンド1(イタリアGP/レース1&レース2)
8月14日:ラウンド2(オーストリアGP/レース3&レース4)
9月11日:ラウンド3(サンマリノGP/レース5&レース6)
11月13日:ラウンド4(バレンシアGP/レース7&レース8)